出版

立花隆氏の電子書籍観

電子書籍は、なぜ飛躍できないのか〜立花隆氏講演 http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0411/09/news006.html リブリエにしろ、Σブックにしても売れていないのは確かだろう。 立花氏が言うように 「価格、読みやすさ、スピード(動作の反応速度)いず…

電子書籍

ITmediaニュース:電子書籍市場は離陸したか? Timebook Townの取り組み http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0411/05/news053.html これまで何度か書いているが、私はTimebook Townのサービスを利用したいとは思わない。 電子書籍端末としては、Σブック…

読書世論調査

毎日新聞が毎年行っている読書世論調査の概要が本日付の毎日新聞に掲載された。 読書世論調査:芥川賞・直木賞の歴代受賞作家の人気度 http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/20041026k0000m040011000c.html 細部でつっこみたい箇所も無いわけ…

バーゲンブック

バーゲンブックで買った本が届いた。 今回は2冊買ったのだが、そのうち1冊を見てがっかりした。 というのも、その本がきれいじゃなかった、というか落丁本だったのだ。 具体的に言うとページの隅に、章タイトル、小見出し、ページ数が印刷されているのだが、…

新刊書店と古書店

ITmedia ライフスタイル:「新書店は太陽、古本屋は月」――紀伊国屋、Webと店舗で絶版文庫を取り扱い http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0410/21/news062.html 紀伊國屋書店とふるほん文庫やさんとの提携の記事。 このような提携はどんどん進めて…

バーゲンブック

10月15日から出版社共同企画「期間限定 謝恩価格本フェア」が始まっています。 前回はたくさん買ってしまいましたが、今回も2冊買ってしまいました。

本に電子タグをつける意味

電子タグの普及にはプライバシーや地域特性への配慮が不可欠〜RFID特別セッション http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2004/10/06/4895.html この記事の中で、日本出版インフラセンターの本間常務理事が書籍にRFIDを導入する必要性を語った内容…

本にICタグをつける意味

ITmedia エンタープライズ:RFIDで万引き被害削減をねらう出版業界 (1/2) http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0410/04/news006.htmlITmedia エンタープライズ:RFIDで万引き被害削減をねらう出版業界 (2/2) http://www.itmedia.co.jp/enterprise/…

だれが「音楽」をころすのか?

だれが「音楽」を殺すのか? (NT2X)作者: 津田大介出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2004/09/22メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 164回この商品を含むブログ (130件) を見るオンライン書店で頼んでいたのが今日届いたので、一気に読んでしまいました。私の…

本屋大賞

2005年も行われるそうです。 自分達の手で本を売っていこうという、こういう企画は応援したくなります。

出版界と貸与権

みんなの図書館の10月号(No.330)に「著作権法と図書館」という特集が掲載されている。 特集の内容は以下の通り。 編集部. 特集にあたって 南亮一. 著作権法の最近の改正と著作権をめぐる動き 小坂薫. 障害者サービスと著作権 清田義昭. 出版業界と貸与権問…

流対協の著作権法改正要望

出版流通対策協議会が著作権法改正要望を提出したらしい。出版ニュース9月下旬号の出版界スコープに掲載されていた。(21-22ページ) 要望は2点で、一つは著作隣接権の要望、もう一つはデジタル複写補償金の要望。著作隣接権としての出版者の権利の要求は予…

ハリーポッターって売れているの?

「ハリポタ」2週天下 「冬ソナ」関連本に1位譲る http://www.asahi.com/offtime/shopping/TKY200409220245.html ハリーポッターの最新刊って本当に売れているのだろうか、と思っていたけど、やっぱり。 前回の時は、本当に売れているような雰囲気が書店に…

本の売り上げ予測

本の売上高予測し融資、みずほ銀が新システム http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20040919i203.htm 本の売り上げ予測って、そう簡単にできるのでしょうか。 できるのでしたら、すごいシステムだと思います。 みずほ銀行は、過去2年以内に発売された小…

CCCDは何だったのか

エイベックス、「コピーコントロールCD」の採用を弾力化 http://it.nikkei.co.jp/it/news/release.cfm?i=2004091705029j6&h=1ITmedia ライフスタイル:エイベックス、CCCDの弾力運用を決定――SA-CD、DVD-Audioを推進 http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/ar…

10年後の「読者」像

書評Punch!編集長日記経由。 JAGAT技術フォーラム主催◆シンポジウム 10年後の「読者」像 http://www.jagat.or.jp/story_memo_view.asp?StoryID=8180 参加してみたいけど、仕事の都合がつくかな? あと参加費がちょっと高いかも。 でもメンバーは豪華なんで、…

文学離れ

そして誰も読まなくなった 出版 新刊書があふれるなか、文学離れはますます深刻に NEWSWEEK日本版. Vol.19, No.30,(2004年8月4日号)p.66 文学離れといっても、アメリカの話。 文学書(といってもハーレクインも含めて)を読む人は10年間で14%減少し、出版…

書籍の売り上げ回復

書籍の04年上期販売額、7年ぶり前年同期実績上回る http://www.nikkei.co.jp/news/main/20040726AT1D2605L26072004.html この上半期で出版をめぐる状況(図書館・新古書店・レンタルブックなど)が大きく変わった訳では無いにもかかわらず、書籍の売り上げは…

著作物再販協議会

CCCDは再販制度の対象として妥当か〜第4回著作物再販協議会 http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/07/12/3856.html この記事で紹介されていた、次の資料を読みました。 第4回著作物再販協議会について(PDF) http://www.jftc.go.jp/pressrele…

版元日誌

書誌データ・在庫データの重要性の認識が業界全体に広まってきたって話。 http://www.hanmoto.com/diary/diary040616-1.html 私が注目している版元ドットコムの版元日誌。今回は書誌データの話。 で、その書誌データ、だれもが利用できるものがないんです。…

貸与権の次は

貸与権の次は、対図書館の公貸権、対新古書店の消尽しない譲渡権、対マンガ喫茶の展示権の拡大だと思っていましたが、それよりも別の権利が先にできてしまうかもしれません。 日本書籍出版協会と日本雑誌協会の共同声明が出ていました。 改正著作権法成立に…

出版界のルールって

新文化 編集長のページより 知られざるルール http://www.shinbunka.co.jp/henshucho/hen038.htm そういえば、つい最近、ある取次会社の方が「書店の会合で話を聞いていたら、常備や長期、延勘について、わからないっていう経営者が意外と多いんです」と語っ…

元気のある出版社

出版をめぐる冒険―利益を生みだす「仕掛け」と「しくみ」全解剖作者: 長岡義幸出版社/メーカー: アーク出版発売日: 2004/06メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 56回この商品を含むブログ (15件) を見る 出版不況だ、と嘆いている人にはぜひこの本を読んで…

ベストセラー続出

朝日新聞の記事より 「世界の中心―」「バカの壁」…出版救うかヒット旋風 http://www.asahi.com/culture/update/0530/002.html 図書館のせいで本が売れない、新古書店のせいで本が売れない、貸本屋のせいで本が売れない、と本が売れない理由をすべて外部に求…

雑誌の発行部数

雑誌部数、水増し「公称」やめます 「印刷部数」公表へ http://www.asahi.com/culture/update/0516/001.html 朝日新聞の1面トップに載っていたが、それ程重要な記事なのかな? でも3倍の水増しって、日テレの視聴率操作がかわいく思えてくる。 ただ、専門誌…

版元日誌

版元ドットコムの版元日誌第171回「「暴露本出版社」が「言論の自由」と「報道被害」について考える」http://www.hanmoto.com/diary/diary040512-1.htmlより 繰り返す。「報道被害」が生じるのは、「反論権」がないからだ。政治家、芸能人、大企業、知識人、…

250万部

「世界の中心で」251万部、国内小説の最多部数更新 http://www.asahi.com/culture/update/0507/007.html「世界の中心で…」が「ノルウェイの森」抜く http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/20040507k0000e040058000c.html片山恭一さんの「世…

だれが「本」を殺すのか 検死篇(下)

プレジデント2004年5.17号に佐野眞一氏の「だれが「本」を殺すのか 検死篇(下)」が掲載された。 検死編の(上)には文化庁によるパブリックコメントの操作をすっぱ抜いていたが、今回の(下)にはそれ程のインパクトは無かった。 最初のページに 「貸与権…

バーゲンブック

今日から、出版社共同企画「期間限定 謝恩価格本フェア」が行われています。 http://www.bargainbook.jp/ 早速のぞいてみましたが、50%OFFだと買いたくなっちゃいますね。 全部で7冊、1万円以上も買っちゃいました。 こういう再販制度の弾力運用はもっともっ…

本屋大賞

本屋大賞は「博士の愛した数式」に決まったようです。 博士の愛した数式作者: 小川洋子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2003/08/28メディア: 単行本購入: 20人 クリック: 1,593回この商品を含むブログ (723件) を見る 候補作も含めて、私の趣味とは少々ずれ…