本に電子タグをつける意味

電子タグの普及にはプライバシーや地域特性への配慮が不可欠〜RFID特別セッション
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2004/10/06/4895.html

この記事の中で、日本出版インフラセンターの本間常務理事が書籍にRFIDを導入する必要性を語った内容を紹介している。

 本間氏は出版業界がRFIDを導入する必要性について、既に言われている万引き被害の防止といった観点に加え、現在の出版流通が抱える委託販売に関する構造的な問題をRFIDが解決できる可能性があると語った。現在、日本国内で販売される出版物のほとんどは書店への委託販売の形態を取っているが、この点について本間氏は「本来であれば書籍の形態や内容によって委託販売と買い切り制を使い分けするのが理想なのだが、通常の書店で販売可能な書籍は約65万点にも及んでいるため、実質的に個別の書籍毎にこれを区別するのは困難であり、ほとんどは委託販売の形を取らざるを得ない」と説明。これに対し、RFIDを使うことで書籍の管理を大幅に効率化できれば、書籍によってもっと柔軟な流通形態を取れる可能性があると訴えた。

私の頭が悪いせいか、この部分を読んでも必要性は理解できなかった。
書籍の流通で委託販売制度と買い切り制度の共存はRFIDがないとできないものなのだろうか?
RFIDを導入することで生じるデメリットを補ってあまりあるだけのメリットを読者にもたらすのだろうか?
やっぱ、一度ちゃんと調べてみないといけないかも。
湯浅さんのリポートをもう一度ちゃんと読み返してみようか。