文藝家協会らの声明

文芸家協会など5団体、図書館の充実求める声明 : 文化 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20051108ij21.htm

声明文は、まだ文藝家協会のサイトには掲載されていなかったので、詳細はよく分かりませんが、文藝家協会らが図書館の充実を求めることを、にわかに信じられません。
文藝家協会はこれまで、本が売れないのは図書館のせいだ、と自分たちの本が売れないことを図書館に責任転嫁してきたのですから。
本音の所は図書館の充実ではなく

著作者らへの補償金制度の確立

つまり、公貸権の導入ではないかと邪推したくなります。
新聞協会にとって、文字・活字文化振興法が再販制度護持のためのものであるのと同じように、図書館振興を隠れ蓑にして自分たちの権利拡大をねらっているとしか、私には思えません。
本当に図書館の充実をもとめるのなら、本が売れないのは図書館のせいだ、と主張してきたことは間違いでした、とちゃんと取り消していただきたい。
まずはそれが先決ではないか。