文藝家協会らの声明 追記
毎日新聞にも記事が載っていた。
こちらの記事の方が詳しく載っている。
MSN-Mainichi INTERACTIVE 学芸
共同声明:図書館貸し出し補償求める 文芸家協会など
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/20051109k0000m040092000c.html
こちらの見出しでは、補償金の要求を取り上げているが、私にとってはこちらの方がしっくりくる。
記事中に
協会は「図書館の普及によって、国民の多くが本を買わずに図書館を利用することになれば、著作者の生活が成り立たなくなり文芸文化は衰退する」としている。
とあるが、やはり従来通りの何の根拠も無い身勝手な主張を繰り返しているようだ。
と言うよりも、図書館の充実を求めながら、図書館で借りるなという正反対の主張を同じ声明の中で述べているところに、何の矛盾も感じ無いのだろうか。
それにしてもこの声明を出した5団体(日本文藝家協会、日本ペンクラブ、日本推理作家協会、日本児童文学者協会、日本児童文芸家協会)のどのサイトを見ても、この声明文は掲載されていない。
記事中に
同日付で文化庁や図書館関係団体などに声明文を送った。
とあるが、一般の人に対しては、その声明文の全文を提示する必要が無いとでも考えているのだろうか。
とにかく一刻も早く、声明文を公開して欲しい。
文芸家団体は、文化庁や図書館団体は相手にしても、一般読者や一般図書館利用者を相手にするつもりはないと、ということで無いのなら。