公貸権

イタリアでは

図書館に関する調査・研究のページ “Current Awareness Portal” - カレントアウェアネス-R イタリア図書館協会、公共貸与権導入に反対の意を表明 by chojo http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/car/index.php?p=3832 EUでは、EU指令に基づき公貸権を導入し…

朝日新聞の記事

共同声明について、今朝の朝日新聞にも記事が出ました。 asahi.com: 図書館予算増額など国・自治体に求める 文芸団体が声明 - BOOK http://book.asahi.com/news/TKY200511150338.html asahi.comでは無記名だが、紙面では赤田康和記者の署名記事。 11月1…

税金にたかる作家

旅烏さんやCKKさんが、「図書館についての声明」に対して論理的におかしいとおっしゃっています。 もちろん、論理的にはおかしいのですが、文藝家協会ら5団体の思考の中では多分きちんと繋がっているのでしょう。 と言うのも、文藝家協会の主張が図書館につ…

声明を読んで

文芸家協会のサイトに声明の全文が掲載されました。 図書館の今後についての共同声明 http://www.bungeika.or.jp/200511seimei-toshokan.htm 全文を読んでの感想を述べます。まず一言で言えば、大きなお世話。図書館は作家・文芸家のためにあるものではあり…

文藝家協会らの声明 追記

毎日新聞にも記事が載っていた。 こちらの記事の方が詳しく載っている。 MSN-Mainichi INTERACTIVE 学芸 共同声明:図書館貸し出し補償求める 文芸家協会など http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/gakugei/news/20051109k0000m040092000c.html こちらの見…

文藝家協会らの声明

文芸家協会など5団体、図書館の充実求める声明 : 文化 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20051108ij21.htm 声明文は、まだ文藝家協会のサイトには掲載されていなかったので、詳細はよく分かりませんが…

西船橋事件と公貸権

火塚たつやさんが西船橋事件の判決について論じられています。 著作権コラム第十一回 船橋図書館蔵書遺棄事件判決を読む http://tatuya.niu.ne.jp/copyright/column/11.html 私の感じた違和感が何に根ざすものなのか、少しわかったような気がします。ところ…

ペンクラブの蠢動

秦恒平氏の生活と意見6月30日付けの記述より。 * 久々の言論表現委員会。新委員が何人も新参加で賑わった。なにしろ酷いときは猪瀬直樹と無副委員長の篠田博之と三人だけと云うときさえあった。今日は二次会まで付き合った。* 公貸権にからめ図書館状況も…

日本では公貸権は導入されていないか

森智彦. 日本でも公貸権がすでに導入されているという主張の検討−公貸権についての理解を深めるために. 現代の図書館. Vol.42, No.2, p.124-130, (2004) 岡本薫氏や三田誠広氏による「日本でも既に公貸権は導入されている」という主張を検証した論考。 岡本…

文藝著作権通信

NPO法人日本文藝著作権センターの機関誌「文藝著作権通信」のNo.3がサイトにUPされています。 http://www.bungeicenter.jp/NPO003.pdf (PDFファイル) 「特集/貸与権と公共貸与権」ということで、全6ページにわたって貸与権と公共貸与権について述べていま…

本コロ文庫版

佐野眞一氏の「誰が本を殺すのか」の文庫版が出た。 だれが「本」を殺すのか〈上〉 (新潮文庫)作者: 佐野眞一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/05メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (60件) を見るだれが「本」を殺すのか〈下〉…

JLAのスタンス

5月10日付けのエントリ(id:copyright:20040510)で取り上げた、ペンクラブとJLAの談合について、G.C.W.氏さんがJLAに対し質問のメールを送り、その回答が届いたようで、G.C.W.氏さんがその内容を紹介している。 JLAからの回答に関しては、特筆すべき点は無…

井上ひさし氏の英断

秦恒平氏のサイトの闇に言い置く 私語の刻の5月17日付けの記述に、ペンクラブの理事会の様子が書かれていた。 またしても、公貸権について議題に上がったそうだ。 5月10日付けのエントリ(id:copyright:20040510#p1)で触れた、ペンクラブとJLAとの会合の報…

ペンクラブとJLAの談合

三田誠広のHOMEPAGEの「犬との別れ/その他」創作ノート305/09付けより 日本図書館協会の理事2名と、ペンクラブ広報室長松本侑子さんというメンバーで、公共貸与権についての共同声明準備会の第1回会合を開く。意見を交換し、引き続き議論を重ねて、文案…

大学図書館にある「世界の中心で、愛をさけぶ」

田辺浩介さんの簡単な日記より。 今日の、思わずコーヒーを吹き出しそうに・・・(egamiday2) でもよく考えれば、大学図書館を学外に開放していて、そういう本を積極的に置くところもあるんでしょうね。 こういう事例を見ると、公貸権は公共図書館だけでなく…

日本図書館協会主催で、著作権フォーラム「図書館における貸与問題について」が開催されます。 JLA主催行事 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/jlaevent.htm これって、一般の人も参加できるのかな? 都合がつけば行ってみたいけど。 関連資料はこれ。 図書館にお…

公貸権導入方針

Yahoo Newsより 図書館本にも“著作権料” 著者に国が補償金支払い http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040411-00000010-kyodo-ent 「貸与権の次は公貸権」と一部の作家達は言っていたが、それがその通りになりそう。 「公貸権」がどのような権利かもきちん…

日本図書館協会の見解

日本図書館協会が3月5日付けで「図書館における貸与問題についての見解」を出した。 http://wwwsoc.nii.ac.jp/jla/kenkai/taiyo.pdf(PDFファイル) 時期が時期だけに、貸与権の問題についてのものかと思ったら、そうではなく、公貸権の問題だった。見解の内…

衆議院予算委員会第1分科会

MLで教えてもらったが、昨日、衆議院予算委員会第1分科会で公貸権についての質疑がなされたそうです。 質問者は民主党の高山智司衆議院議員。(http://www.s-takayama.com/) 質疑の様子は、衆議院ビデオのビデオライブラリで見ることができました。 http://…

続・情報基盤としての図書館

根本彰氏の「続・情報基盤としての図書館」を読了。 続・情報基盤としての図書館 (図書館の現場)作者: 根本彰出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2004/02メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見る 第1章の「ベストセラー提供と公貸権…

静岡新聞社トークバトル

検索していたら見つけました。 静岡新聞社 トークバトル http://www.shizushin.com/talkbattle2/index.html図書館にベストセラーは必要か(11/30〜12/21) http://www.shizushin.com/talkbattle2/session/index.html#01インタビュー http://www.shizushin.co…

e-NOVELSへの道

e-NOVELSで連載されている我孫子武丸氏のe-NOVELSへの道で、以前公共図書館の問題が取り上げられたことがあります。 その際にMLに投稿した文章を、こちらにも掲載します。 推理作家らによる小説産直サイトでe-NOVELSというのがあり、そこで推理小説作家我孫…

日本ペンクラブ シンポジウム

日本ペンクラブ 言論表現委員会 シンポジウム 作家・読者・図書館 ― 公貸権を考える ― http://www.japanpen.or.jp/honkan/katsudou/eventannai/031108.html 行ってみたいと思ったけど、11月8日ってベルマーレの試合の日だ。 どうしよう。

秦恒平氏

作家の秦恒平氏が、ご自身のホームページで次のように述べられている。(9月30日付) http://www2s.biglobe.ne.jp/%7Ehatak/iken24.htm*1 しかしいわゆる「公貸権」については、はっきり云うが著作者側のふりかざしているモノは。憲法制定ではないが、明らか…

文化は誰のもの

朝日新聞文化総合面に不定期掲載されている「文化は誰のもの」はなかなかいい。 今日は公貸権が取り上げられていた。 文化は誰のもの 第2部 英米の模索 下 図書館の攻防 公共性と著作権で火花 朝日新聞. 2003年9月18日(木)33面(文化総合) 9月9日に紹介し…

公貸権について

18日の日記で 国会議員の中には著作権法について少しでも興味のある人はいないのだろうか。 と書いたが(id:coyright:20030818)、「貸与権」ということばで検索をかけたら衆議院議員赤松正雄氏のホームページの中の記述が引っかかってきた。 赤松正雄氏のホ…