単眼・複眼

今日の朝日新聞夕刊の文化面の「単眼・複眼」で文字・活字文化振興法を取り上げています

文字・活字文化振興法 出版界から期待と注文(単眼・複眼)
朝日新聞. 2005年8月24日(水)夕刊. 12面(文化)

文字・活字文化振興法に距離を置いている日本図書館協会のスタンスを紹介し、一方で活字文化議連の河村議員の声も紹介している。
それから、次の指摘にはもっともっと注目すべきだろう。

また、出版の自由、思想の自由との関係を心配する向きもある。出版物の中身は幅広い。中には行政や政治家が煙たがる内容のものもある。国が図書館や出版の活動の下支えをするのはよいが、それが政治などの介入の扉を開くことになりはしないか、という点だ。

国会議員の力、行政の力を借りて出版業を振興できたとしても、その代償は非常に大きいのではないでしょうか。