J-GLOBALのロードマップ

J-GLOBALが図書館総合展で発表した「J-GLOBAL今後のサービス計画」がJ-GLOBALのサイトに掲載されている。

J-GLOBAL - お知らせ
「J-GLOBAL今後のサービス計画」を第11回図書館総合展で発表しました - 2009.11.13 -
http://jglobal.jst.go.jp/footer.php?page=announce%2f091113.php

またそれに基づいてロードマップも更新されている。

J-GLOBAL - ロードマップ
http://jglobal.jst.go.jp/footer.php?page=goal

screenshot

12月15日に文献と特許が1993年まで訴求登録される。
これで文献を調べる上でも特許を調べる上でも、だいぶ実用的に使えるようになるだろう。
そして、来年の3月1日にはWebAPIが公開される。
自分はAPIをいじったりすることはできないけど、これによってJ-GLOBALが外部のサービスと結びついて大きく展開していくことを期待する。


なお、前のエントリーでも指摘したが、今回の資料掲載とロードマップ更新については、情報管理WebSTI Updatesには掲載されていない。
何度も言うが、このような案内はもっともっと周知して欲しい。

J-GLOBALに搭載して欲しいデータベース

Niiが科学研究補助金データベースというものを運営している。

KAKEN - 科学研究費補助金データベース
http://kaken.nii.ac.jp/

これなんかは是非J-GLOBALに搭載して欲しいと思う。
科研費のデータとJ-GLOBALにある研究者情報、論文情報、特許情報が結びつけば、補助金とその成果がこれまで以上に可視化できると思うし、研究評価の観点から非常に効果的ではないかと思う。
NiiとJSTと運営母体が異なるが、組織の壁を越えて、是非とも検討して欲しい。