アイシェアが行った私的録音録画補償金についての意識調査
(株)アイシェアが6月に行った私的録音補償金制度に関する意識調査の結果がアナウンスされています。
意識調査:iPod課金、賛成派は4.9%。winny等の利用経験者は1割以下
<意識調査>録音録画補償金制度に関する意識調査 ブロガー向け情報サイト「ブロッチ」などネットマーケティングを展開する株式会社アイシェアは同社が提供するサービス会・・・≫続き
[ブロッチ.jp]
有効回答数が467名と少ないですが、年齢構成や男女比はMiAUや私が行ったアンケートよりもバランスが取れていると思います。
この3つのアンケートで共通しているのは、私的録音録画補償金というのが、ユーザーから支持されていないと言うことです。
私的録音録画補償金制度を維持・拡大したいと思っている人は、ユーザーにどのようなメリットがあるのかを納得のできるように説明できなければ、この制度は上手くいかないでしょう。
私は、私的録音録画補償金制度には、本来ならユーザーにもメリットがあるものだと思いますが、現状のあり方では、ユーザーのメリットは保証されておらず、またこの制度を維持・拡大使用としている人たちは、ユーザーのメリットを減らす方向にこの制度を持って行こうとしているように感じます。
私的録音録画補償金制度がユーザーから支持されないのは、そのためではないでしょうか。
私が行ったアンケートの結果は以下の通りです。
iPodやハードディスクレコーダーを私的録音録画補償金の課金対象とすることに賛成ですか? 反対ですか? 賛成 98 反対 919 どちらとも言えない、分からない 157
私的録音録画補償金制度は必要だと思いますか? 必要だ 140 不要だ 819 分からない、どちらとも言えない 215
私的録音・録画によって著作権者は大きな経済的不利益を被っていると思いますか? 経済的不利益を被っている 287 経済的不利益を被っていない 545 分からない、どちらとも言えない 342