鹿鳴館時代のままの権利者意識

竹熊健太郎氏と白田秀彰氏の対談が興味深い

【談話室たけくま】日本の著作権は「鹿鳴館」である (EXPRESS X):NBonline(日経ビジネス オンライン)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20060904/109190/

【談話室たけくま】著作権既得権益の保護、大いに結構 (EXPRESS X):NBonline(日経ビジネス オンライン)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20060905/109266/

【談話室たけくま】著作権を主張せずに稼ぐ方法 (EXPRESS X):NBonline(日経ビジネス オンライン)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/20060906/109342/

特に1回目の「日本の著作権は「鹿鳴館」である」というタイトルは秀逸。
著作権のふしぎ」の1回めで著作権保護期間延長を主張するある文芸団体幹*1

「日本は後進国であるかのような恥ずかしい事態だ」

という意見を紹介しているが、これなんかはまさに「鹿鳴館」の発想ではないだろうか。
この程度の意識で著作権について語るなんて余りにも情けなさ過ぎるのではないか。

*1:多分三田誠広