CRICしっかりしてくれ - Copy&Copyright Diary

パブコメに向けて、私的録音・録画補償金制度について調べようと思って、図書館に行ってきた。
事前に著作権情報センターの著作権文献・資料検索で調べて、主にコピライトの文献をコピーしようと思って図書館に行ったのだ。
ところが、書庫から出してもらった「コピライト」を見たら、載っていない。
例えば、

タイトル：　私的録音補償金管理協会とその役割
分類：　録音録画
著者：　大和淳
掲載誌：　コピライト7月号2頁−9頁(→発行所連絡先)
発行年月日：　 94年7月
定価：　

この文献がコピライトの94年7月号を見ても、載っていないのだ。
該当するページには全然関係ない文献が載っている。
コピライトの90年代の文献を4〜5件程度コピーしようと思ったのだけど、ほぼ全滅。
一体どうしたことか。

書庫から出してもらった「コピライト」を見ていって、やっとわかった。
CRICのデータベースで調べた結果の中に「コピライト」の1999年の6月号と2000年の6月号に読みたい文献があったのだが、1999年6月号を見てみたら、2000年6月号に載っているはずの文献が載っていた。
つまり、CRICのデータベースの書誌事項の年が1年ずれていたようだ。

とりあえず、2000年6月号の文献はコピーをとった。
また、2002年代のデータは間違っていなかったみたいで、ちゃんと載っていた文献も、コピーをとることができた。

残りの分について、1年間違っているだろうという前提で、載っていると思われる号を書庫から出してもらおうと思ったら、タイムアウト。
平日は8時30分まで開いているので、金曜日などに少し会社を早めに出て寄ることが多いのだけど、土曜日は5時で閉館だった。
結局、読みたかった文献の半分ぐらいコピーできなかった。
もっと早く行けばよかった。

でもCRIC、文献の書誌事項はちゃんとしてくれ。
特に「コピライト」は自分のところで出している雑誌じゃないか。
しかも、会員には無料配布だけど一般には販売していないので、図書館で読むしか無いのだ。（年会費は5万円なんで、個人では払えない）

あと、この苦情をメールで出そうと思ったんだけど、CRICのサイトにメールでの連絡先が見つからなかった。
私の探し方が悪いのかもしれないけど、電話で連絡するしかないのかな。