河北新報社説

謎工さんのウェブログThe Trembling of a Leafより。

著作権法改正/輸入権創設には疑問あり
http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/2003/12/20031228s01.htm

 新しい方向は、著作権者自身よりも作品に依存する産業側の既得権益擁護という側面をより強く感じさせる。消費者の権利に対する視点が抜け落ちた保護貿易主義的施策は、文化や芸術に親しもうとする善意のファンを遠ざけてしまわないのか、とても気掛かりだ。

謎工さんがおっしゃるように、私にも新聞社はどちらかというと著作権強化のスタンスで記事を書くことが多いような印象があるなかで、河北新報が上記のような懸念を社説で表明したことは、新鮮に思う。