星の王子さま

三田誠広氏が「星の王子さま」を翻訳しているらしい。

「青春小説」創作ノート後半の6
http://www.asahi-net.or.jp/~DP9M-MT/seishunni7.htm

6月22日、24日、30日の記述。

「夏休みの孫たち06年」創作ノート1
http://www.asahi-net.or.jp/~DP9M-MT/natumago1.htm

7月1日、3日、8日、9日の記述。


星の王子さま」と三田誠広氏と言えば、約1年前のこの記事を思い出す。

asahi.com朝日新聞 be-business
保護期間延長で、埋もれる作品激増? 著作権は何を守るのか
http://www.be.asahi.com/20050716/W13/0040.html

著作権保護期間の延長の是非について取り上げたこの記事のなかで、三田誠広氏は次のように述べている。

「例えばサンテグジュペリ(1944年没)は欧米では権利が続いているが、日本では勝手に翻訳が出せる。野蛮な国と見られているだろう」

私は日本では著作権が消滅しているものを著作権者から許諾を得ずに翻訳を出すことは「野蛮」だとは思いませんし、許諾を得る必要が無いことは改めて述べる必要もありませんが、三田氏は翻訳をする際に著作権者に許諾を求めたのでしょうか、それとも許諾を得ずに翻訳しているのでしょうか。
三田氏は「野蛮」なことはしませんよね、きっと。


なお三田氏の上記発言については、「星の王子さま」総覧に掲載されている「公開状」による批判を、是非ともお読みください。

三田誠広氏批判 日本文芸家協会への公開状
http://www.lepetitprince.net/sub_copyright/commentmita.html