静脈認証 続き
18日付けのエントリ(id:copyright:20051218:p2)で紹介した、図書館に静脈認証が導入される件ですが、日経プレスリリースにそのシステムを受注した富士通のリリースが掲載されました。
日経プレスリリース
"富士通、茨城県那珂市の市立図書館システム構築を受注"
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=119133&lindID=1
また、日経BPのサイトにも、このリリースを元にしたと思われる記事が掲載されました。
図書館に手のひら静脈認証を導入、茨城県で来年開館 - nikkeibp.jp - IT
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/it/418627
このリリースと記事を読んでも、なぜ図書館に静脈認証が必要なのか、理解できませんでした。
リリースでは、
i.利便性の向上
利用者は利用者カードを利用することなく、簡単、確実に図書館サービスを受けることができます。
ii.安全性の確保
利用者カード紛失などにより、カードを不正に利用されることが無くなります。
iii.環境への配慮
利用者カードの発行が減ることで、省資源に貢献します。
の3点を上げています。
でも、これだけのために静脈認証を導入する必要性が本当にあるのでしょうか。
私は、図書館で手のひらをかざして本を借りたいとは思いません。
なお、静脈認証の導入を決定したのは、2006年10月にオープン予定の茨城県那珂市立図書館です。
なお、図書館建設準備室のページもあるのですが、那珂市のサイトがJava Scriptをバリバリに使っていて、右クリック禁止。個々のページのURLも分からないようになっています。*1「学校教育・生涯学習」の所の「一覧」から飛んでいけます。
市のサイトで右クリック禁止にする理由も、私には分かりません。