第2回知財系BLOG運営者会議

第2回知財系BLOG運営者会議に出席してきました。
参加者は7名で、そのうち前回も参加したのは私も入れて3名でした。
個人的な収穫も多かったですし、貸与権の話がけっこうできたので、参加してよかったと思います。
出た話題の中から、私が中もしたものをいくつかピックアップします。(出てきた話題はこれだけではありません)

  • 輸入権反対運動で、BLOG、2ちゃんねる、ネットの力が発揮された。
  • しかし一方で、ネットやBLOGで著作権の問題を書いても、ネットを使わない人、ネットを使っていても、BLOGを見ない人には伝わらないという実態もある。
  • 著作権の保護期間を著作者の死後50年から70年に延長することが、文化審議会著作権分科会で議論されているが、それに対しては、明確に反対表明をしたい。
  • その際、著作権保護期間の延長によってどのような不都合が出てくるかを指摘していく必要がある。
  • 具体的には青空文庫国会図書館近代デジタルライブラリーなどがあるが、それ以外にもどのようなものがあるだろうか。
  • フェアユースの導入も主張したいが、フェアユースのメリットが分かりにくい。
  • レコード輸入権の問題については、結構マイナーなジャンルも含めて、監視体制のネットワークは確立されていると思う。輸入盤が制限されたら、きっと誰かが声を上げるだろう。
  • 貸与権については、レンタルコミック店自体の数が少ないので、何か問題が起きてもなかなか表に出てこないのではないか。

あと、マンガ家では本宮ひろ志氏と星野之宣氏が貸与権について反対の表明をしているという話が出ました。
この件について詳しい情報をご存じの方がいらっしゃいましたら、教えてください。
また、他にマンガ家で貸与権に対して反対の表明をしている方、もしくは貸与権に対して疑問を述べている方がいらっしゃいましたら、情報をお寄せ下さい。