著作権ってどうよ

ITmediaニュース:どう守る? クリエイターの著作権
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0411/08/news013.html

こちらは日曜日に開催されたシンポジウムの記事。
記事を読むかぎりでは牧野弁護士の意見には賛同する。しかし、

クリエイター側は、自らの権利が正当に守られていない現状を訴えた。

この内容については、素直には頷けない部分もある。
記事中に

以前、漫画家の権利を主張しようと組合を作った女性漫画家3人が、出版社に“干された”ことがあったという。

とあるが、なぜその漫画家を他の漫画家達が支援できなかったのだろうか。
去年から今年にかけても、出版社に対して漫画原稿の所有権を主張した漫画原稿を守る会は1年もたたずに解散したが、新古書店を敵視する21世紀のコミック作家の著作権を考える会は活動を続けており、今年の著作権法改正で貸与権獲得に大きく関与した。
このような例を見ると、iNTERNET magazine12月号掲載の「インターネットの気になる法律相談所」での小倉弁護士の「というか、著作権者が弱い者いじめをしているという感じがしますね。」との発言に納得してしまう。
リエーターは著作権を一般利用者に対して振り回すのではなく、出版社や映画会社・レコード会社などの企業に対して主張して欲しい。