一億総クリエーター、一億総ユーザー

東京行政書士会・日本行政書士会連合会共催の著作権フォーラムの記事がInternet Watchに掲載されています。

国家の経済戦略として著作権は重要
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2004/09/17/4696.html

実質的に国産CDの還流を防ぐ〜輸入CD規制問題
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2004/09/17/4697.html

出席者を見れば、こんな内容になってしまうのだろう、と容易に想像できるが、やはりそのようであったらしい。
このフォーラムのテーマとして、

著作権は、デジタル技術の進歩などにより「一億総クリエーター」「一億総ユーザー」の時代をむかえ誰でもが知っておかなければならないこととなりました。

とあります。私も「「一億総クリエーター」「一億総ユーザー」の時代」という認識には共感を覚えますが、「「一億総クリエーター」「一億総ユーザー」の時代」という場合に「一億総クリエーター」の部分だけに注目が集まってるのではないでしょうか。
むしろ注目すべきは「一億総ユーザー」の部分だと私は思います。
リエーターであっても同時にユーザーである。
そのような視点を持つことが、著作権を考える上で、最も重要だと私は考えます。
リエーターでないユーザーというのもあり得ないし、ユーザーでないクリエーターもあり得ない。それが「「一億総クリエーター」「一億総ユーザー」の時代」です。