陸這記

今週はきちんとしたエントリが書けませんでした。
今日も紹介だけですが、仲俣暁生氏の陸這記の9月9日付のエントリ(id:solar:20040909)は、貸与権から、消尽しない譲渡権・展示権の拡大・著作隣接権としての出版社の権利の要求という流れについて、危機感を感じている人には是非読んで頂きたいと思います。

仲俣氏は

少なくとも、心あるミステリ作家は三田氏のこの発言に怒るべきである。

とおっしゃっていますが、推理作家協会が6ヵ月の貸出禁止期間を図書館に対して要求していますので、「心あるミステリ作家」は推理作家協会にはいないのだと私は思います。推理作家協会に属していない「心あるミステリ作家」がいればいいのですが。
前にも書きましたが、むしろ怒るべきは「心あるミステリファン」でしょう。

あ、「本とコンピュータ」の最新号を買わないと。