著作権人権論への違和感・つづき
作家の秦恒平氏が著作権人権論について、2月10日付けで書いていた。
詳しくは、該当の箇所を読んで頂きたいが、結論は以下の通り。
こういう点から観ると、少なくも著作財産権はいわゆる基本的人権とは別の権利資質をもつものと云わねばならない。現に、著作財産権を基本的人権であると真っ向説いている学者はいない。たぶん、蔭ではそのように著作者を使唆して混乱させている官僚はいるだろうが、また現にそれに影響されてブレーキの利かない作家達もあるだろうが、そんな官僚も学者の顔をするときには決して著作権は基本的人権であるなどとは、言っていない。言えるわけがないからである。
私も、このようなことをしっかりと主張していきたいと思っていたので、非常に勇気づけられました。