宇宙戦艦ヤマト 和解

「ヤマト」著作権訴訟で和解成立 松本零士氏と西崎氏(アサヒコム)
http://www.asahi.com/culture/update/0729/009.html

アニメ:「宇宙戦艦ヤマト」 著作権訴訟が和解 (Mainichi INTERACTIVE)
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030730k0000m040052001c.html

アニメ「宇宙戦艦ヤマト」の著作権訴訟が和解(YOMIURI ON-LINE)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20030729i513.htm

宇宙戦艦ヤマト」の著作権巡る争い和解へ (NIKKEI-NET)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20030729AT1G2901629072003.html

一審では西崎義展氏側の勝訴だったので、西崎氏が譲歩したと言うことでしょうか。
私としては、松本氏側の主張には無理があると思います。
今回争われていたのは「アニメ」宇宙戦艦ヤマト著作権ですが、松本氏がアニメのヤマトについての全体に関わっていたとは思えません。プロデューサーの肩書きが西崎氏に冠せられていたわけですから、当然西崎氏の責任のもとに制作されていたと判断されるのは当然でしょう。

アサヒコムの記事で松本氏の言葉として

漫画家としての名誉が守られる和解内容で、諸問題解決への道を開くものだと信じて軟着陸させた

と紹介されていますが、そもそも最初からキャラクターなどのデザインについては松本氏が著作者であることが否定されていたわけでは無いのですから、松本氏の「漫画家としての名誉」は最初から認められていたのではないでしょうか。

西崎氏と松本氏がそれぞれヤマトの新作を企画しているそうですが、どうなんでしょう。私はあまりみたいとは思いません。