JPCAホームページ
電子出版の街角で紹介されていましたが、JPCAのホームページがオープンしたようです。
http://www.e-jpca.com/
書かれている内容を読んでみると、出版社の権利の確立を訴えていますが、利用者(読者)のことは二の次、三の次に置かれているように思います。
著作権を剥奪する出版社
goo BLOG騒動も一段落したが、著者から著作権を剥奪している出版社があることをご存じだろうか?
その出版社は医学書院。
少し前のことになるが、2002年1月付けで社告を出している。
つきましては、今後、弊社発行物に掲載される著作物の複製権、上映権、公衆送信権、翻訳・翻案権、二次的著作物利用権、譲渡権等の権利は弊社に帰属することとし、それらの利用要請・複写複製の許諾等の管理は弊社が行うこととさせて頂きます。
ここまでの部分は、この社告が出された後のことなので、それが嫌なら医学書院の発行物に載せなければ良いだけの話である。
問題はそれに続く部分。
また、過去に掲載された論文についても同様のお取り扱いとさせて頂きますので、ご執筆者各位におかれましてはなにとぞご了承くださいますようお願い申し上げます。
これって、一方的に著作権を剥奪します、という宣言なんじゃないでしょうか。
出版した時点では、著作権の帰属についてとりあげずに、後になって「権利は私たちのものです」というのは後出しジャンケンというか、ジャイアンというか。
まぁ、その後に、
なお、このことは著作者ご自身による再利用を必ずしも拘束するものでもありませんが、再利用を希望される場合は弊社にご連絡ください。
とあるが、著作権を奪っていることにはかわりないでしょう。