朝日の社説

これまで、ダウンロード罰則化についての地方紙と日経の社説を紹介してきた。

地方紙の社説 - shiraist's blog
http://shiraist.hatenablog.com/entry/2012/06/28/234503

地方紙の社説がもうひとつ - shiraist's blog
http://shiraist.hatenablog.com/entry/2012/07/08/230652

地方紙の社説がもうひとつ - shiraist's blog
http://shiraist.hatenablog.com/entry/2012/07/08/230652

そして本日、朝日新聞が社説で取り上げた。

朝日新聞デジタル:著作権法―利用者の声を、もっと - ニュース
http://www.asahi.com/news/intro/TKY201207220415.html

全文を読むには会員登録が必要というのは、残念である。自分は会員登録しているので、全文を読んだが、結構良いことが書いておある。

 これまでの改正は、組織力も資金力もある音楽や映画、出版などの業界や著作権団体が、政治家や行政に働きかけた例が多い。今も電子書籍化に対応し、出版社のための権利を新たに設けようとする動きがある。
 著作権法について話しあう文化審議会の分科会も、利用者代表は30人中で数人にとどまる。

 著作権法は、その目的を「公正な利用に留意しつつ、著作者等の権利の保護を図り、もって文化の発展に寄与する」と掲げる。表現者たちの創造力とともに利用者を大切にしてこそ、発展がある。

と、利用者の声が法改正に反映されにくい状況を危惧している。

朝日が社説でこのようなことを述べたことを私は評価する。

      • -

追記
Twitterで教えていただいたが、この社説は会員登録していなくても全文が読めました。

朝日新聞デジタル:社説
著作権法―利用者の声を、もっと
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1

会員登録されていない方は、上記からごらんください。