1日1000冊

楽天のkobo touchが発売されたが、電子ペーパーにあまり魅力を感じないというか、新しいiPadの方が見やすいし複数の電子書籍ストアに対応できているからiPadで充分、って感じでいたんだけど、この記事を読んでちょっとだけ心が動いた。

「予約受注は想定以上」――「kobo Touch」発売を前に三木谷社長が店頭アピール - ITmedia ニュース
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1207/19/news023.html

と言ってもkobo touchに心が動いたのでは無くて、koboイーブックストアにだ。
この記事で

19日に開設予定の電子書籍ストア「koboイーブックストア」では、日本語の電子書籍をまず3万冊用意。オープン以降は1日当たり約1000冊のペースで拡充し、「年内に20万弱くらいまで増やしていく」という。「出版社との契約はもはや問題になっていない。今は契約よりも電子書籍のクオリティチェックを進めている」

「予約受注は想定以上」――「kobo Touch」発売を前に三木谷社長が店頭アピール - ITmedia ニュース

とある。

毎日1000冊増えていくというのだ。

これがもし本当なら、koboイーブックストアを利用してみたい。

他の電子書籍ストアは多いところでも5万タイトルぐらい。
タイトル数の増加ペースも、1週間で多くて数百冊増えるのが精一杯。

それが、1日1000冊のペースというのだから、桁違いだ。


一方で、これまでも新規参入してきた所も、参入当時はいついつまでに○○冊にするとか言っていたけど、だいたい実現できないでいる。
鳴り物入りで登場した出版デジタル機構も、5年間で100万タイトルを掲げているが、正式にスタートしてから3ヶ月以上経つけど、未だに1冊とて電子化を行ったという情報は出てきていない。

これらを見てきた者としては、koboイーブックストアがあげている数字も、本当にできるのか、と半信半疑である。
しかし、1日1000冊のペースというのであれば、それこそ明日どれだけ増えたかを確認していけば、本当かどうか分かる。

しばらくは、タイトル数がどれだけ増えているのかを毎日チェックしてみようと思う。