神奈川県立川崎図書館50周年

今年は神奈川県立川崎図書館が開館して50周年。

神奈川県立川崎図書館ホームページ
http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/kawasaki/index.html

9月から記念行事として講演会、展示会などの行事が行われてきている。

県立川崎図書館50周年記念行事のご案内
http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/kawasaki/information/50aniv.htm

そして先日、50周年記念講演会が行われた。

開館５０周年で県立川崎図書館/記念講演会を開催 : ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiiinov0811227/

東京新聞:社史の魅力を紹介　蔵書日本一・県立川崎図書館　５０周年式典で村橋さん講演:神奈川(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20081114/CK2008111402000100.html

自分もこの記念講演会に出席する予定だったのだが、諸般の事情で欠席してしまい、取り上げる機会を逸していたが、本日「神奈川県立川崎図書館50年史」を入手した。
読み始めたら面白くて、一気に読んでしまった。
県立川崎図書館は、会館当初から科学技術・産業系の情報収集・提供に力を入れていたことは知っていたけど、50年史を読んで、その50年間に積み重ねてきたものがいかに大きいか、改めて知ることができた。

私は、神奈川県資料室研究会の活動を通じて県立川崎図書館を知り、つながりができ、今でもおつきあいをさせていただいている。もう15年以上のつきあいだ。
図書室業務を担当しているときには、文献の複写やレファレンスなど、業務でも利用していた。職員の方を知っているので、ちょっと面倒なことなどもお願いしたこともある。社員1名＋αで運営している企業内資料室にとっては、とても頼れる図書館だった。
自分の図書館観は県立川崎図書館から大きな影響を受けていると思う。
最近は自分の業務も変わったので、以前ほど県立川崎図書館が身近な存在ではなくなってしまったが、50年史を読んで、今の業務でも県立川崎図書館をもっと活用できるのではないかと思った。

さらに、講演会やサイエンスカフェなどのイベントも開催しているが、興味を引かれるものが多い。

サイエンスカフェ：神奈川県立川崎図書館
http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/kawasaki/information/science_cafe.htm

今年行われたサイエンスカフェでは、第1回の「ニセ科学の見破り方教えます！‐波動水からマイナスイオンまで徹底検証‐」に申し込んだけど、申し込み倍率が高く、抽選でもれてしまった。

2008年度第1回サイエンスカフェ結果報告
http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/kawasaki/information/osirase08011.htm

「ニセ科学の見破り方教えます！」は第2段も開催されている。

2008年度第4回サイエンスカフェ結果報告
http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/kawasaki/information/osirase08026.htm

これからは仕事とは離れた1県民としても利用していきたい。

追記（12月7日）

12月5日付けの読売新聞で神奈川県立川崎図書館のことが取り上げられています。

異色図書館半世紀 : 神奈川 : 地域 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20081205-OYT8T00096.htm