週刊エコノミスト

週刊エコノミスト」が興味深い特集を掲載しています。

週刊エコノミスト 7月29日号
◆ 音楽がタダに
   「iPod革命」がレコード業界を淘汰する
   ネット配信は合法的無料サービス時代へ
http://www.mainichi.co.jp/syuppan/economist/news/20080722-113354.html

特集「音楽がタダになる」の内容は下記の通り。

■【特集】音楽がタダになる
・苦境の名門レコード会社  CD販売はピークから半減 再編・淘汰は避けられない  烏賀陽 弘道/編集部
 図解  音楽ソフトの出荷額と音楽産業の歩み
・ipodはなぜ成功したか  音楽業界を変革したジョブズの才覚  竹内 一正
・オーディオは2極分化の兆し  高級オーディオの復活を狙うAV機器メーカー  麻倉 怜士
・コピーコントロールCD、逆輸入規制、高価格維持……  CD不況を招いたレコード会社の“消費者敵視”  津田 大介
・インタビュー 坂本 龍一さん(音楽家
       「いま18歳だったら音楽家にならなかったかもしれない」
・音楽業界 トップインタビュー
 「CDは今後も売れ続ける」  石坂 敬一・日本レコード協会会長(ユニバーサルミュージック会長兼CEO)
 「CDが一律3000円は高すぎる」  廣瀬 禎彦・コロムビアミュージックエンタテインメント社長兼CEO
 「店舗とネットで同時展開していく」  雨宮 雄一・HMVジャパン社長
・図 解  音楽業界の全貌
 変わる国内レコード会社  “脱CD依存”で総合娯楽企業を志向  福田 信昭
 国内レコード会社の再編の歴史
・ネットと著作権問題  スピードと柔軟性、透明性問われる音楽著作権団体  大野 雄一
・台頭する新興勢力  アーティストは「脱レコード会社」へ  八木 良太
・米最新音楽事情  音楽がタダの「公共インフラ」になる日  小林 雅一
・音楽ファンはCDよりコンサートへ  大型イベントなどライブ市場は拡大  八木 良太
・中国では2万7000円の高額コンサートも  アジアに進出する日本の音楽産業  反畑 誠一
・「ロック学科」も誕生へ  音大は“脱クラシック”の改革ラッシュ  浅井 郁子

宇賀陽さんや津田さんの記事だけじゃなく、坂本龍一氏へのインタビュー、音楽業界のトップへのインタビューまで。
ビジネス雑誌らしく、音楽産業の図解や売上データなどのグラフも多用されていて、音楽産業の現状を掴むのに役に立ちました。

追記

坂本龍一氏へのインタビューはこちらで読むことができます。

e株リポート:特集 音楽がタダになる インタビュー 坂本龍一さん(音楽家) - 毎日jp(毎日新聞)
http://mainichi.jp/life/money/kabu/eco/report/news/20080722org00m020009000c.html