日経エレクトロニクス3月10日号

日経エレクトロニクス3月10日号DRMの特集が掲載されている。

コピーに自由を - 日経エレクトロニクス - Tech-On!
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/HONSHI/20080304/148410/

コピーに自由を 生まれ変わるDRM:BPtv
http://bptv.nikkeibp.co.jp/article/080306/080306152.html

非常に興味深いものだった。
自分はDRMに対しては非常に拒否感が強く、DRMよりも私的録音録画補償金の方がまだましだ、と思っていたけど、この特集を読んで少し考えが変わった。この特集で紹介されているような次世代のDRMならば容認できるかもしれない。
この特集で紹介している次世代型DRMの技術的なことはちゃんと理解できているわけではないが、ユーザーの自由とプライバシーを確保しつつ、権利者への利益の還元を行うものだからだ。
この方向に進んで欲しいと思う。


ただ、この特集で紹介されている次世代型DRMの技術は、ユーザーの自由とプライバシーを確保するDRMにも使えるが、運用によっては従来型のユーザーの自由を制限する形のDRMにも使えるもののように思う。
結局はその技術をどのように運用するかにかかっているじゃないだろうか。
「権利者」を自称する人たちの意識が変わらないと、どのような技術ができても上手くいかないように思う。