パクリと非親告罪化

サイゾー 2007年 10月号 [雑誌]の特集「人気マンガの罪と罰」の中で興味深かったのは、弁護士の寺本振透氏へのインタビュー記事。

過度な著作物保護が進むと文化が消える!?
知的財産専門の弁護士が語る“末次盗作疑惑”と著作権の本質
神谷弘一 構成. サイゾー. 2007年10月号, 74-75p.

末次由紀氏の盗作疑惑事件を題材にして、いわゆるパクリについて語っています。
その中で、非親告罪化の動きについて、寺本氏は

まったくナンセンス。過去の作品にも「みんながこれを模倣して勉強してくれればいい」と思って作られたものもあるでしょう。それを官憲が勝手にどうこう言うのはおかしい。

と述べています。他にも、当を得た指摘がたくさんなされているので、是非ともご一読下さい。