権利者団体が声明

デジタル私的録画問題に関する権利者会議が私的録音録画補償金について声明を発表したそうです。

ITmedia News:「“コピー9回までOK”は補償金制度が支えている」と権利者団体
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0707/17/news102.html

ITmedia +D LifeStyle:「コピー10回だからこそ、補償金制度が不可欠」――権利者団体が主張
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0707/17/news065.html

権利者86団体がコピーワンス見直し問題でJEITAを批判
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070717/fca.htm

JEITAの主張する「補償金は不要」に遺憾、権利者会議が緊急声明
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/07/17/16361.html

権利者団体が緊急声明,私的録画補償金制度の必要性を強調:ITpro
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070717/277634/

私は、私的録音録画補償金制度自体を否定するつもりはありませんが、利用者が自由にコピーできる環境を補償することも同時に必要ではないかと思います。
自由にコピーできる環境を封じておきながら、補償金を求めるというのは、一方的な主張だと思います。
補償金を求めるのなら、同時に利用者が自由にコピーできる環境の整備を訴えるべきではないでしょうか。
そして、Internet Watchの記事では

補償金制度の必要性をユーザーにも訴えていくとした。

とありますが、「補償金制度は利用者にとってもメリットがあるから必要なのだ」という形で、利用者が納得できる説明を是非ともしてもらいたいです。

ディジタル著作権

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