デポジットライブラリー

asahi.com:「共同保存図書館設立を」 収容能力を超えた本の保存対策 - 文化一般 - 文化芸能
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200611240236.html

多摩地区のデポジットライブラリー構想の紹介記事。
数年前からこの構想は出てきているが、記事にもあるように課題は多いと思う。
デポジットライブラリー構想については次の本や記事が参考になる。

東京にデポジット・ライブラリーを―多摩発、共同保存図書館基本構想

東京にデポジット・ライブラリーを―多摩発、共同保存図書館基本構想

ず・ぼん8-デポジットライブラリー構想にいたるまで●スタジオ・ポット/ポット出版
http://www.pot.co.jp/zu-bon/zu-08/zu-08_050.html

ず・ぼん9-図書・雑誌を活かし続けるために●スタジオ・ポット/ポット出版
http://www.pot.co.jp/zu-bon/zu-09/zu-09_110.html

一方で、神奈川県では既にデポジットライブラリーが実現されている。
多摩地区の構想のものとは性格が違い、企業内専門図書館が保存できなくなった外国雑誌を寄贈という形で提供し、神奈川県立図書館が保管するというものだ。

デポジット・ライブラリーについて
http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/ssk/depo/depolib.htm

東京の方は、本来なら都立図書館がデポジットライブラリー的な機能を果たすべきところを、その機能を持たないことにしたために、市町村立図書館が自分たちで何とかしようとしているものだと思う。