新古書店の影響調査

本日届いた文化通信の記事。

JPO 新古書店の影響、本格調査 経産省の要請受け 調査研究委員会を設置
文化通信. 2006年7月24日(月)第3656号, 6面

日本出版インフラセンター(JPO)は7月19日、東京・音羽講談社で定例記者会見を開き、新古書店が新刊書の売れ行きにどのような影響を及ぼすのかを調査して対策を協議する「リサイクルブック調査研究委員会(仮称)」の設置を発表した。

残念ながら、JPOのサイトには記者会見の内容について掲載されていないので、記事に書かれた範囲でしか分かりません。
一番心配なのは、初めから結果ありきの調査にならないかということ。
出版インフラセンターが調査するとなると、出版者・取次・書店の意向を反映した結果になりかねない。一応リサイクルブック協議会が協力するとのことだが、経産省が要請したとなると、その意向も関わってくるだろう。
どういう調査が行われるのか、調査方法などオープンにしてやってもらいたい。