坂口安吾の著作権保護期間満了
1955年に亡くなった坂口安吾の著作権保護期間が満了し、本日からは誰の許諾を得ることなく自由に利用できるようになった。
早速、青空文庫には「風博士」が掲載され、さらに500近い作品が公開に向けて準備が進められている。
坂口安吾は、学生時代にちくま文庫で安吾全集が出版されたので、全冊購入して読んだことがあるので、感慨深い。青空文庫に収録されることによって、坂口安吾の作品はこれからも読み継がれていくことだろう。パブリックドメインになることは、こういうことだと思う。
坂口安吾の他にも、下村湖人、豊島与志雄、下村千明、相馬黒光の作品が、著作権保護期間満了に伴い公開されている。
青空文庫の活動があるので、著作権が切れてパブリックドメインになることの意義を実感することができる。
これからも、青空文庫には多くの作品を公開してもらいたい。
と同時に、青空文庫の活動に大きく制約を与えかねない、著作権保護期間の延長には、改めて反対したい。
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