国会図書館法改正

市民メディア・インターネット新聞JANJANに掲載された次の2つの記事が良い。

国会ウオッチ!・国会NOW:憲法の弟分を改正 国立国会図書館法
http://www.janjan.jp/kokkai_watch/0505/0505036575/1.php

政治・自らの「権利」を葬り去った国会――国会図書館法の改正
http://www.janjan.jp/government/0505/0505066712/1.php

私には、国会図書館長の給与が高いか妥当かは判断できないが、高いと思うのならもっともっと国会図書館を活用して欲しい。
特に国会議員は。
何度も紹介しているので、食傷気味に思われるかもしれないが、昨年の著作権法改正案の審議において、民主党の議員が参考にした一つの調査報告がある。

音楽レコード還流防止措置について
国立国会図書館 ISSUE BRIEF NUMBER 451 (May.27.2004)
http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/issue/0451.pdf

このレポートは政府側が法改正の根拠としたデータをすべて覆したもので、このレポートがあったからこそ、法改正の問題点がすべて浮き彫りにされた。
民主党の依頼に基づいて作成されたレポートではなく、国会図書館が独自に作成したものだ。
国会図書館にはこれだけの調査能力があるのだ。
国会図書館長の給与が高いと思う議員は、どんどん国会図書館を活用して欲しい。
それは国会議員に与えれらた特権でもある。
その特権が何故与えられているのか、それを考えて欲しい。