衆議院文部科学委員会 その3

肥田美代子議員の質疑を見終わりました。

同様の環流防止措置を導入している国について、EU加盟国は域内の環流防止なので、今回の法改正と同様ではない、との指摘し、先進諸国では65ヶ国ではなく6ヶ国に過ぎないとの答弁を引っ張り出したこと、そして、将来の見直しについて、事態が変わったら見直しを行うとの答弁を引っ張り出したことの2点について、評価します。

しかし、書籍・雑誌への貸与権適用について、基本的には賛成のスタンスで質疑を行っていたので、書籍雑誌への貸与権適用反対のスタンスの私にとっては、ちょっと待て、と言いたくなる発言もあった。

肥田議員は童話作家でもあるそうだが、今回の法改正によってイトーヨーカ堂の子ども図書館の活動に深刻な影響を与えかねない点については、どう思っているのか聞いてみたい。