音楽関係者の記者会見

ITmediaより

輸入音楽CD規制に「待った」――音楽関係者268名が反対表明、幅広い層への理解を求める
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0405/13/news057.html

この記事で一番注目したのは、高橋健太郎氏の次の発言。

著作権法というものを利用して、知る自由や表現の自由を制限しかねないことに対して、危惧を表明する

この発言には大いに賛同します。
私が貸与権や公貸権に反対するのも、それがまさに「知る自由」の制限につながり、私が「無断引用」という言葉をしつこく弾劾するのも、それが「表現の自由」の制限につながると考えているからです。
貸与権や公貸権の導入に積極的な立場の人(作家・学者など)は基本的に情報の入手に関しては特権的な立場にあり、「無断引用」という言葉を使う新聞社も、表現という点では特権的な立場にあるということを忘れてはいけない。