口実としての著作権

hirokiazuma.com/blog
Winny開発者逮捕より

いまや著作権は、インターネット規制を推進するときのマジックワードになっている。ネットだけじゃない。最近話題のレコード輸入権問題もそうです。グローバル化と情報化のなかで、新しく誕生し、既存の産業構造を脅かす情報流通がつぎつぎと生まれている。他方で、その流れをコントロールする口実として、著作権が使われ始めている。しかし、自分自身も著作権でメシを食っている人間としてあえて言いますが(僕は研究機関にも所属していますが、主な収入源は印税と原稿料です)、著作権ってそんなに万能なものでしょうか?

はげしく同意します。

コピー機があっても、文献をコピーできない。
FAXがあっても、文献をFAXで送ることができない。
スキャナーがあっても、文献をスキャンすることができない。
すべて、著作権があるからです。