本とICタグ

季刊・本とコンピュータ 第二期10号を読んだ。

季刊・本とコンピュータ (第2期10(2003冬号))

季刊・本とコンピュータ (第2期10(2003冬号))

PlLoS Biologyが紹介されているのにも驚いた。それならJ-STAGESPARC JAPANも取り上げてもらいたいところである。
一番興味深かったのが東浩紀氏(id:hazuma)と高木浩光氏(id:HiromitsuTakagi)の対論「「工学化」する書物と社会をめぐって」。
私が著作権の問題に取り組むようになったのは、紙の本のコピーの問題がきっかけであったが、近い将来、ICタグ付きの本をコピーしようと思ったら、著作権料を払え、というようなシステムができてしまうかもしれない。