貸与権

一方で、更なる権利拡大を求める動きも盛んです。

「出版物にもレンタル料を」 マンガ家・作家らが声明(アサヒコム)
http://www.asahi.com/culture/update/0804/010.html
レンタルブック店急増で作家ら15団体が貸与権連絡協(YOMIURI ON-LINE)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20030804i413.htm
レンタル書籍店対策へ貸与権獲得目指す団体を設立(NIKKEI NET)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20030804AT1D0404804082003.html

確かにCDやビデオには貸与権が適用され、出版物には提供されていないので、一見不公平なように思えますが、逆に出版物には適用されてビデオには適用されていないものもあります。
それは再販制度です。

ビデオやDVDは量販店で買えば多少安く買えますし、少し古くなると安く買える場合もあります。しかし、本は定価販売です。新刊書であれば、どこで買おうと同じ値段です。

自分達が恵まれている部分があることを認識しないでのこの主張には、全く説得力がありません。
ただ単に、隣の芝生が青く見えているだけに過ぎないと思います。