電子書籍

電子書籍のスキャン・デジタル化

またしても、とある電子書籍に、トンデモない注記を見つけてしまった。 また、本書のコピー、スキャン、デジタル化等の無断複製は、著作権法上での例外である私的利用を除き禁じられています。本書を代行業者等の第三者に依頼してコピー、スキャンやデジタル…

電子書籍の「閲覧」を許諾しているという主張

とある電子書籍を読み終わったら、最後のページに次のような表示があった。 ◎本電子書籍は、購入者個人の閲覧の目的のためにのみ、ファイルの閲覧が許諾されています。私的利用の範囲をこえる行為は著作権法上、禁じられています。 この表示を見て驚いた。「…

同じタイトルで異なる価格

また、電子書籍は再版制度の対象外だから、同じタイトルであっても違う価格で販売されていても何ら問題は無い。 でも、チャント調べてきたわけでは無いが、自分の印象では複数の電子書籍販売サイトで発売されている電子書籍は同じ価格である場合がほとんどだ…

電子書籍版でカットされた歌詞の「引用」

昨年読んだ漫画の中でも最も心に響いた作品のひとつに、上野顯太觔氏の「さよならもいわずに」がある。さよならもいわずに (ビームコミックス)作者: 上野顕太郎出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2010/07/24メディア: コミック購入: 24人 クリック: …

今年買った電子書籍

自分はこれまでも電子書籍をずいぶん買ってきた。CASSIOPWIA l'agendaやW-ZERO3[es]、アドエス、WILLCOM 03で、電子文庫パブリで買った電子書籍をずいぶんと読んできた。 でも、今年になってiPod TouchとiPadで読むようになって、これまで以上に電子書籍で読…

このような方法があったのか

昨日このようなエントリーを書いた。 電子書籍をデバイスを越えて読み続けたい - Copy & Copyright Diary http://d.hatena.ne.jp/copyright/20101031/p1 良く調べて見れば、引き継ぐ方法があった。 パブリの「■ iPhone/iPod touchでもお読みいただけます」の…

電子書籍をデバイスを越えて読み続けたい

このエントリーについては、事実誤認がありました。 こちらもお読みください。 このような方法があったのか - Copy & Copyright Diary http://d.hatena.ne.jp/copyright/20101101/p1 - 自分は電子書籍を結構買っているし、結構読んでいる。 2000年代の前半は…

川端文部科学大臣が電子書籍と著作権について言及

見落としていたけど、4月6日の川端文部科学大臣記者会見で、記者からの質問への回答で電子書籍と著作権について言及していた。 記者) 先日、「iPad」という電子書籍の端末がアメリカで発売されて話題になっておりましたけれども、中川副大臣が御担当で、日…

国会図書館の電子化に関する中川文部科学副大臣の記者会見での発言

1週間前にこの報道があった。 時事ドットコム:書籍のネット利用促進へ=補償配当制度を検討−中川文科副大臣 http://www.jiji.com/jc/zc?k=201001/2010010600785 中川副文科相:書籍デジタル化での補償制度など協議へ - 毎日jp(毎日新聞) http://mainichi.…

出版社21社が電子書籍の新団体

asahi.com(朝日新聞社):電子書籍化へ出版社が大同団結 国内市場の主導権狙い - 文化 http://www.asahi.com/culture/update/0113/TKY201001120503.html http://www.asahi.com/culture/update/0113/TKY201001120503.htmlはてなブックマーク- http://www.asa…

紙と電子で同時刊行

ポット出版が次のようなリリースを出した。 ポット出版は今後の新刊を書籍版と電子本で発売します | ポット出版 http://www.pot.co.jp/news/20100112_193222493916289.html ポット出版は今後の新刊を書籍版と電子本で発売します | ポット出版はてなブックマ…

「電子出版学入門」

湯浅俊彦さんの新刊「電子出版学入門」を読んだ。電子出版学入門―出版メディアのデジタル化と紙の本のゆくえ (本の未来を考える=出版メディアパル No. 17)作者: 湯浅俊彦出版社/メーカー: 出版メディアパル発売日: 2009/07メディア: 単行本 クリック: 4回こ…

中野晴行氏の「まんが王国の興亡」が面白い

夏目房之介氏のブログで紹介されたので知って、年末年始に読んだんだけど、中野晴行氏の「まんが王国の興亡」が面白かった。 まんが王国の興亡 ―なぜ大手まんが誌は休刊し続けるのか― 中野晴行 : イーブックイニシアティブジャパン - 電子書籍はeBookJapan :…

「H氏賞」全受賞作の電子化完了

今年の1月に次のエントリーで、現代詩の賞「H氏賞」の全受賞作の電子化作業が行われていることを取り上げた。 「H氏賞」受賞作の電子化 - Copy & Copyright Diary http://d.hatena.ne.jp/copyright/20080109/p1 この電子化作業が完了したそうだ。 「H氏賞」…

「H氏賞」受賞作の電子化

国会図書館の蔵書の電子化のニュースが昨日流れましたが、この件について書きたかったことは、ほとんど図書館退屈男さんが書かれたので、違う話題を取り上げます。 たまたま見つけたニュースです。 「H氏賞」後世に 電子書籍化作業始まる 坂井・三国図書館 …

24時間限定閲覧サービス

ITmedia News:1冊100円で24時間 電子漫画本レンタルサービス http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0704/02/news080.html Renta! http://renta.papy.co.jp/ 24時間しか閲覧することが出来なくて100円というのはめちゃくちゃ高い。 パピレスは、電子出版…

Google Book Search日本上陸?

グーグル、日本国内でも書籍検索(Google Book Search)を準備 :: SEM R http://www.sem-r.com/20/20060228205949.html グーグルが日本国内でGoogle Book Searchを担当する人材を募集しているとのことです。 アマゾンのなか見!検索が始まっていますが、先の…

単行本の全文無料公開

ポット出版発行の伏見憲明編『同性愛入門[ゲイ編]』がインターネット上で全文無料公開されました。同性愛入門 ゲイ編作者: 伏見憲明出版社/メーカー: ポット出版発売日: 2003/03メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 90回この商品を含むブログ (5件) を見…

文芸作品へのアクセス

日本ペンクラブ電子文藝館の読者の庭に、興味深い文章が掲載されていた。 読書欲と電子文藝館−読みたい気持ちは「電子文藝館」からどこへ行く− 真岡 哲夫 http://www.japanpen.or.jp/e-bungeikan/reader/maokatetsuo.html 電子文藝館に収録されている作品の…

Timebook Town月会費廃止

パブリッシングリンク:プレスリリース(2005/08/01) 「Timebook Town」 の 月額基本会費が無料に! 無料でダンロードできる作品もご用意、さらにお得に手軽に利用いただけます。 http://www.publishinglink.jp/press/20050801.html Timebook Townは私にとっ…

電子書籍のフォーマット

ITmedia ライフスタイル:電子書籍フォーマット「XMDF」、普及には何が必要か http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0501/21/news092.html メモ。 個人的には、フォーマットを増やしたり、機能強化するよりも、既存のフォーマットを多くの電子書籍事…

北斗の拳

イーブック、電子コミック「北斗の拳」のダウンロード数が2万件を突破。ワンタッチ決済導入も http://www.rbbtoday.com/news/20041019/19139.html 2万ダウンロードってすごい、と思ったのですが、記事を読んでみると、全27巻と書いてあります。ってことは、…

青空文庫7年目

電子図書館「青空文庫」、収録4千点に 開館7年目 http://www.asahi.com/culture/update/0707/010.html 著作権の保護期間をすぎたものはパブリックドメインになることを、これほど明解に示している活動は少ないと思います。 私はあまり利用していませんが、…

電子貸本?

リブリエの仕掛ける「貸本」は定着を目指す電子書籍の起爆剤になるのか http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0404/22/news085.html リブリエというか、Timebook Townのサービスを「電子貸本」と位置づけるのは間違っていると思う。 60日自動消去フ…

著作権が切れている著作物の電子化

ITmediaニュース:ΣBookで図書館の貴重資料を一般活用 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0404/22/news059.html StarChartLog@cocologでも指摘されていますが、著作権が切れている著作物の電子化について、 CD-ROMやWebサイトでの公開は著作権に課題が…

追加

一つ書き忘れていました。上記のインタビュー記事の最後の方に、次のようにあります。 電子本ならば、読者も絶版を気にする必要はなくなるメリットも。手元に残したければ、簡易印刷することもできる。 手元に残すのに印刷しなければならないなら、電子書籍…

パブリッシングリンク

昨日、ソニーの電子書籍について書いたら、今朝の朝日新聞にパブリッシングリンク社長の松田哲夫氏のインタビューが載っていた。 「安く楽しく、電子貸本は時代の流れ」パブリッシングリンク社長・松田哲夫さんに聞く 朝日新聞. 2003年12月28日(日)11面 レ…

電子書籍と出版社の志

昨日は仕事納めで、午前で終わりだったので、午後から神奈川県立図書館によって、読みたい文献のコピーを取ってきた。書庫から読みたい雑誌を出して貰っている時に、時間つぶしに「出版ニュース」の最新号を読んだ。そしたら、ソニーの電子書籍について、私…

電子書籍

HotWiredのデジタル虎の穴で11月13日に紹介したパブリッシングリンクの電子書籍サービスについての投票を行っています。 http://www.hotwired.co.jp/nwt/031118/ 私はこのパブリッシングリンクのサービスは評価しません。 理由は2つ。月額会費制とレンタル制…

電子書籍

ソニー・講談社・新潮社などが合同で電子出版の新会社を設立 http://japan.cnet.com/news/ebiz/story/0,2000047658,20061962,00.htmソニーや講談社など15社、電子出版の新会社を設立 http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2003/11/13/1130.html2004…