複写

JSTの複写サービスが終了

科学技術振興機構(JST)が複写サービスを来年の2月末で終了する。 【重要】JST所蔵資料複写サービスの終了に関するお知らせ http://jipsti.jst.go.jp/copy_s/new/info20150615_1.html JSTは科学技術文献データベースの作成などのために科学技術雑誌や学会論…

企業内での一定範囲内での複製を適法にすべきとの意見

5月31日に開催された文化審議会著作権分科会基本問題小委員会(平成22年第3回)の配付資料が公開されていた。 文化庁 | 著作権 | 著作権制度に関する情報 | 文化審議会著作権分科会 | 文化審議会著作権分科会基本問題小委員会(平成22年第3回)議事録 http:/…

法制問題小委員会に提出された出版関連団体の資料を読んで

現在、文化審議会著作権分科会法制問題小委員会で、日本版フェアユース導入の議論がなされている。 第3回〜第5回は各種団体を対象としたヒアリングが行われており、第3回については議事録、第4回・第5回については配付資料が既に公開されている。 文化庁 | …

図書館のFAX送信サービスを求める声

半田正夫氏の新刊「著作権の窓から」を読んだ。著作権の窓から作者: 半田正夫出版社/メーカー: 法学書院発売日: 2009/07メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る著作権を題材にしたエッセー集で、時事的な話題なども取り上げていて…

企業内でのコピーに30条は適用できるか

たまたま見つけたこのエントリーを読んだ。 企業法務マンサバイバル:【雑誌】BUSINESS LAW JOURNAL No.14 5月号―著作物の社内/部門内コピーという現実に対する法務パーソンのスタンスを問う - livedoor Blog(ブログ) http://blog.livedoor.jp/businesslaw…

図書館がノートのコピーを断る理由

たまたま見つけたこのエントリ。 ローの図書館で、 ノートコピーしようとしたら、 禁止だから外でやれと言われた。(中略)禁止の根拠が著作権法31条らしい。。 鷲日記 : 今日 図書館が図書館内のコピー機でノートをコピーする根拠が著作権法31条というの…

ICタグで紙のコピーにDRM

去年の7月18日付のエントリーの続報。 コピー機にICタグ読み取り装置をつけた複写管理システムの実験に成功したとのこと。 日立など4社、無線ICタグを使った「著作物の複写利用管理システム」 http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/02/15/1846…

複写権センターのサイトリニューアル

日本複写権センターのサイトが8月27日付で全面リニューアルしていました。 社団法人 日本複写権センター http://202.212.244.44/index.html ●当センターホームページ、全面リニューアルオープン!! http://202.212.244.44/infomation/070816.html 管理著作物…

コピーコントロール

コピーコントロールが紙のコピーにも及んできそうだ。 日経プレスリリース 日立やリコーなど4社、「著作物の複写利用管理システム」を共同開発 http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=165193&lindID=1 日立やリコーなど4社、出版物の複写利用状況を…

タダコピ

asahi.com:「タダコピ」大学で人気 用紙の裏、広告で無料 - 社会 http://www.asahi.com/national/update/1023/TKY200610230233.html 目の付け所が良いし、あっという間に普及するかもしれない。 コピーがタダっていうのは、やっぱ魅力的。でも、それが心配…

学術著作権協会の複写許諾料収入

学術著作権協会が最近の許諾料収入と分配状況について、概況を公表している。 JAACC 学術著作権協会:お知らせ "学著協の許諾料収入とその分配" http://www.jaacc.jp/news20050815_2.html 去年の実績で、国内著作物についての分配金は6600万円。これを830団…

学著協WEB複写許諾システム

学術著作権協会がWEB上から複写許諾の申請ができるWEB複写許諾システムを公開しました。 WEB複写許諾システム http://copyright.jaacc.jp/ JAACC 学術著作権協会:お知らせ "インターネット利用による複写許諾システムをご利用ください" http://www.jaacc.jp…

ILLガイドライン

国立大学図書館協会のサイトに掲載されている「大学図書館間協力における資料複製に関するガイドライン」が更新されました。 国立大学図書館協会トップページ http://wwwsoc.nii.ac.jp/anul/j/top.html 大学図書館間協力における資料複製に関するガイドライ…

ダブルスタンダード

昨日、法制問題小委員会での複写についての議論に不満を書いたが、図書館員の愛弟子で図書館での複写について、おもしろい論考がなされていた。 図書館員の愛弟子: ある図書館の使い方(7)―複写にまつわる二つのDouble Standard-1 http://lomax.cocolog-nifty…

著作権分科会法制問題小委員会(第4回)議事録

文化審議会 著作権分科会 法制問題小委員会(第4回)議事録 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/013/05053001.htm 今回の議題は権利制限関係が中心で、文献の複写に関わる問題が多く論じられている。 ざっと目を通しただけだが、文献複写…

分配されない著作権料

ITmedia ライフスタイル:私的録音・録画補償金制度では誰も幸せになれない http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0505/16/news020.html ITmediaの小寺信良氏のコラムがいい。 私的録音・録画補償金制度の問題点を誰にでも分かり易く解説している。 …

JCLS社長交代

文献複写についての著作権の集中処理機構である(株)日本著作出版権管理システム(JCLS)の社長に、元文藝春秋社の早川義英氏が就任した。 JCLSの会社概要が4月22日付けで更新されていて、また文化通信速報版の4月22日付けでも報道されています。 また、文…

コピー機とコピーコントロール

複合機の印刷やコピー、ICカードで制限・コニカミノルタ http://it.nikkei.co.jp/it/news/index.cfm?i=2004101910441j0 そのうち出てくると思ったけど、やっぱ出てきた。 紙のコピーもICカードやICタグを使えば複製防御機能を付与することができる。 つま…

文化通信

文化通信の10月4日付(3565号)に「著作権処理4団体並立、利用者への配慮は?」という記事が掲載されています。 著作権処理4団体並立、利用者への配慮は? (2004-10-4,2004-10-4,4段,4面) 複写に関する管理事業者が4団体並立している現状について、問題点が…

図書館雑誌より

先日図書館に行った時に「図書館雑誌」の7月号を見てきた。 注目は次の文献。 松下茂. 課題の多い複写権処理の現状−利用者の立場に立った著作権処理機関を− (特集:専門図書館・最近のトピックス). 図書館雑誌. Vol.98, No.7, p.442-445, (2004) 文献複写…

JPCAと日本複写権センター

本日届いた文化通信第3536号の「出版時評」が良かった。 JPCAの設立を紹介しつつ、このように団体が増えることについて「利用者側(読者も)には分かりにくい。」と批判している。 出版業界紙でこのように利用者(読者)の側に立ち、意見を述べている点が、…

INFOSTA複写権問題検討会

INFOSTAが第5回複写権問題検討会を開催します。 http://www.infosta.or.jp/seminar/semi040317.html 今回も、都合をつけて参加したいと思います。

Q&A文芸著作権つっこみその1

Q.個人が著作物を私的に使用するためにコピーすることはできないのですか?A.著作権法第30には、「個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用すること」という条件付きで、私的使用のためのコピーを認めています。ただし、営利…

INFOSTA第4回複写権問題検討会

参加してきました。 文化庁著作権課著作物流通推進室長の川瀬真氏の講演は、所詮この程度のものか、というもので、正直失望しましたが、質疑の際にここで書いた疑問をぶつけたところ、「その通りである」との言質をとれたのは個人的には収穫だった。 検討会…

複写権問題検討会

学術情報と著作権に関連して、INFOSTAの第4回複写権問題検討会を再度紹介します。 http://www.infosta.or.jp/oshirase/semi031113.html 私は参加申込をすませました。 文化庁著作権課著作物流通推進室長が講師として参加するので、直接いろいろと質問してみ…

Elsevier

エルゼビアが発行する雑誌の複写に関わる権利をJCLSに委託。 日本著作出版権管理システム(JCLS) http://www.jcls.co.jp/index.html エルゼビア発行雑誌の扱い http://www.jcls.co.jp/elsevier.php 複写使用料は、1論文あたり\2,400-。 著作権法30条・31条…

INFOSTA複写権問題検討会

文献複写と著作権の問題について積極的な活動を行っている(社)情報科学技術協会(INFOSTA)が第4回複写権問題検討会を開催します。 http://www.infosta.or.jp/oshirase/semi031113.html 何とか都合をつけて参加したい。 INFOSTAの複写問題についてのこれま…

新聞記事複写許諾

1年前に開催したメーリングリストのセミナーでは、参考資料として新聞記事のコピーを配付しました。その際に新聞社から複写許諾を得たのですが、その時の経緯をメーリングリストで流しています。 そのときの投稿をここに再掲載します。 今度のセミナーで、日…