記者会見における高井文部科学福副大臣のアノニマスからの抗議に対しての発言

6月28日の高井文部副大臣の記者会見の動画が公開されている。

幹事社の記者からの質問で、アノニマスからの攻撃についての質問があり、高井副大臣がこたえている。
後日文科省によってテキスト化されるが、少しでも早く多くの方に知っていただきたいと思って、テキスト化した。

高井副大臣のこの発言は多くの方に知っていただきたいと思う。

記者:
では幹事社から1点だけ。
国際ハッカー集団のアノニマスという集団がですね、財務省とか、あとJASRACとかのホームページを攻撃していると見られておりますけれども、その集団は先日成立した改正著作権法の異議等々批判をするようなメッセージを出しているんですが、この件に関して副大臣の所感など伺えればと思うんですが。


高井副大臣
文科省は今のところ攻撃がありませんので、文科省が所管しているということを知らなかったのかなと思ったりもしてるんですが、ハッカー集団ですから、やっぱりあのいろいろな、今警察庁とかの方で対応していると思うんですけど、やっぱりこういう形での、何というか、ま犯罪でしょうから、あのこれは厳正に、警察庁を中心に対応していただかなくてはなならないと思いますけれど、改正著作権法は、日本の正規の国会の中で衆参きちんと、ある程度の議論を超えて、成立したものですから、これは粛々と、きちんと文科省としてはその国会の立法府の意思を尊重して、これに対して施行までの間に周知徹底すると言うことは努めていかなくてはならないと思っておりますが、この攻撃が著作権法改正に対する抗議の意というふうに、私も、出ているとは聞いてはおりますけれども、それとは、まあ、別にしっかり対応していく必要はあると思っています。


記者
別にしっかりと対応をというのは、その警察庁ととも・・・


副大臣
それはハッカー集団ですので、それはある種の犯罪ですから、ホームページ改ざんするというのは、それは警察と組み、しっかり対応していかなければいけないし、我が省としてもそういうことに対してこれから体制もしっかり見ていかなくては行けないという風に思っています。
こういうこのネット攻撃を受けないように。
それとだから改正著作権法の方は、立法府の意思できちんと議論した結果、こういう形で修正・可決という風になりました、可決・成立となりましたので、行政府として周知徹底なり、まああのいろいろな出された懸念のことも踏まえて、参考に質疑等ではされた懸念も踏まえた上で、しっかり対応していくと言うことが必要であると思っております。

高井美穂文部科学副大臣記者会見録(平成24年6月28日):文部科学省

高井副大臣が、今回の法改正をどのように認識しているのかが、よく分かる発言だ。