本との偶然の出会い

自分が聴いているポッドキャストに、Weekly eBook Strategyがある。
タイトルからも分かるように、電子書籍を取り上げているポッドキャストだ。
8日付けで配信された回を今朝聴いていたら、神奈川県立図書館の機能集約問題についての言及があってびっくりした。

[file-694]「電子書店[単体販売]からパーソナルな電子図書館[アクセス権の利用料]へ/2012年、電子出版 老い木に花。 – 電子書籍メディア論 – 対談(後編)」- 新しい書籍のカタチ(265) | Weekly eBook Strategy
http://ebookstrategy.wordpress.com/2012/12/08/%ef%bc%bbfile-694%ef%bc%bd%e3%80%8c%e9%9b%bb%e5%ad%90%e6%9b%b8%e5%ba%97%ef%bc%bb%e5%8d%98%e4%bd%93%e8%b2%a9%e5%a3%b2%ef%bc%bd%e3%81%8b%e3%82%89%e3%83%91%e3%83%bc%e3%82%bd%e3%83%8a%e3%83%ab%e3%81%aa/

2万タイトル以上の電子書籍を定額で利用できるサービスがあって、そのサービスでは全文検索ができる。全文検索で検索すると、タイトルや概要からは予想できない本がヒットする。
という話の中で、神奈川権利図書館の閲覧・貸出廃止が先日話題になったが、それへの反論で図書館では本との偶然の出会いがあるということが語られていたが、電子書籍でも実現できるようになった、ということで神奈川県立図書館の問題について言及されている。

21分ぐらいのところで、そのように語られているので、興味のある方は聴いてみてください。

なお、神奈川県立図書館・県立川崎図書館の蔵書が全て電子化されていて、誰でもアクセス出来て、全文検索が出来るのであれば、閲覧を廃止したとしても影響は無いけど、紙の本ではブラウジングができないと、本との偶然の出会いの機会は非常に限られてしまうでしょう。