松本外務副大臣記者会見で、なぜ誰も国会図書館の件について質問しないんだ?

外務省からの出向官僚が、国会図書館で調査依頼の内容を外務省に報告していた件は、あってはならないことだし、今後二度と起こしてはならないことだと思う。

asahi.com朝日新聞社):議員の調査依頼内容、外務省に筒抜け 出向官僚が一覧表 - 社会
http://www.asahi.com/national/update/0219/TKY201102180596.html

この問題が発覚したのは先週の金曜日。
土日を挟むので、今日あたりでも何らかのアクションが出てくるかと思っていたが、外務省からも国会図書館からも、何の見解もコメントも出されていないようだ。
外務省も国会図書館も、この問題を重要だとはとらえていないのだろうか?


それから、松本外務副大臣の記者会見が本日行われている。YouTubeの公式チャンネルに記者会見の動画がアップされている。

見てみたが、国会図書館の件については全く触れられていないし、記者からも質問がなかった。
もちろん、リビア情勢だとか中東情勢だとかについての質問がなされるのは当然だと思う。
しかし、小向容疑者についての質問をするテレビ局がある中で、国会図書館の件についてどこの記者からも質問がなされていないのを見ると、記者たちはいったい何をしているんだろうかと思う。
国会図書館と外務省だけでなく、新聞社やテレビ局もこの問題を軽く考えているのであれば、それは大きな間違いだ。