残さなければならないもの

この記事に注目した。

イ病資料館建設 環境相に協力要請へ : 富山 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20090110-OYT8T00018.htm

イタイイタイ病の資料収集について富山県知事が着手する旨の発言をしたことを受けて、住民が環境省に公立資料館の建設を要望したとの記事。
イタイイタイ病に関する資料を集めて、整理し、利用に供し、後世に伝えていくことは絶対に必要だと思う。
国・県として、資料収集に全力を尽くしてもらいたい。


私が大好きな神奈川県立川崎図書館では「川崎公害裁判訴訟資料」を裁判の原告団弁護団から寄贈を受けて所蔵し、閲覧できるようにしている。

川崎公害裁判訴訟記録

1982年3月の第1次提訴から1999年5月に和解が成立するまで、17年にもおよんだ川崎公害裁判の、原告団弁護団から寄贈された訴訟記録です。原告・被告の証言、主張、関連資料などが、約500冊に複製、製本され、公害裁判の全容を知ることができる極めて価値の高い記録資料です。公害被害の実態や、京浜工業地帯の産業史を調査するためにも貴重な材料が含まれています。

http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/kawasaki/guide/guide.htm

こういう形で、図書館で保管することも選択肢の一つとして考えてもらいたいと思う。