小田原市立図書館のアニメの脚本等1400点以上のコレクション

図書館関連のブログ検索で見つけたエントリ。

小田原図書館の僕の作品リストについて…… - 首藤剛志のふらふらファイル箱 - Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/syoutou2/47245304.html

このエントリは、「ミンキーモモ」や「ゴーショーグン」などのアニメの脚本を担当された首藤剛志氏のブログのもの。
こう書かれている。

 僕がポケモンのシリーズ構成(シリーズ・コンストラクション)を止める以前の作品関係(主に脚本)のほとんどは、小田原市立図書館に、納めていただきましたが、図書館の方々のご苦労で、そのリストが出来上がり、インターネットの図書館のホームページからダウンロードできるようになりました。

小田原図書館の僕の作品リストについて…… - 首藤剛志のふらふらファイル箱 - Yahoo!ブログ

小田原市は自分の地元の近隣で、電車で30分以内で行けるところ。
そして、自分が応援している湘南ベルマーレのホームタウンで、フットサルクラブのホームアリーナがあるので、年に数回は行っている。
その小田原市の図書館に、アニメの脚本が大量に所蔵されているのだ。
調べて見たら、その所蔵リストはここに掲載されている。

小田原市首藤剛志氏寄贈資料目録ダウンロード
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/public-i/e_f/library/shudou.html

PDFとエクセルのファイルが用意されているが、開いてみたらそのリストに掲載されている資料数は1460。しかも一つの資料で複数の点数があるものも結構ある。
種別としては、脚本、台本が大半だが、企画書、設定資料、絵コンテ、自筆原稿、セル画などの1点ものの資料、パンフレット、チラシ、ポスターなど、CDやDVD、VHS、ゲームソフトなどの媒体、雑誌、単行本などの出版物など、非常に多彩で、中には同人誌も含まれている。
総数で言うと2000点を超えているだろう。
これだけの資料を寄贈した首藤氏もすごいが、それを受け入れてコレクションとした小田原市立図書館もすごいと思う。

閲覧などをご希望の際には、図書館トップページの「地域資料室所蔵の貴重資料の利用について」をご覧ください。

とあるので、閲覧が可能だと言うことだ。
これだけのアニメ関連の資料を一般の人でも閲覧できるというのは本当にすごい。


利用方法はこちらを参照とのこと。

小田原市:地域資料室所蔵の貴重資料の利用について
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/public-i/e_f/library/shiryou.html

ここの案内によると

1 閲覧の方法
 資料閲覧は、必ず地域資料室内の貴重書閲覧席で行ってください。
全面予約制となっていますので、閲覧を希望される方は、「貴重資料閲覧申込書」(このページの下からダウンロードページにリンクしています)に必要事項をご記入の上、使用日の3日前までにご提出ください(郵送・FAX・メール可)。

なお、閲覧日時については、申込書ご記入以前に、必ず係員にご相談ください(電話・文書等可)。


(強調:引用者)

これらの資料を閲覧する為には、事前に図書館に問い合わせて、3日以上前までに書面で申し込まなければならないとのこと。
貴重な資料であることは分かるが、もうちょっと利用しやすくしてもらえないだろうか。


利用の手続き等は、実際に確認してみないと、詳細は分からないが、たとえ手続きが面倒であったとしても、これだけの資料を公共図書館が受け入れて、一般の利用に供していることは、本当にすばらしいことだと思う。
自分のすんでいるところから、そう遠くないところにある図書館なので、一度行ってこのコレクションを実際に見てみたいと思う。