ケータイ小説と国会図書館、メールマガジンと国会図書館

国立国会図書館長の長尾真氏の記事があった。

ネット情報も文化財 国立国会図書館長・長尾真さん : 出版トピック : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20080922bk17.htm

この記事の次のところを読んで、そうだ、と思った。

「書籍は出版社が持ち込んでくれるが、『ケータイ小説』などの情報は、自分から集めに行かないと取得できない」

確かにそうだ。
出版されていないケータイ小説は、国会図書館には納本されていないだろう。
ケータイ小説というものを私は読んだことはないけど、多くの人が読んでいると思われるのだから、それらも後世に残していく必要があると思う。
いや、ケータイ小説だけじゃない。
メールマガジンなんかもそうだろう。
真っ先に思い浮かぶのは「ACADEMIC RESOURCE GUIDE」、これは国会図書館アーカイブして、後世に伝えてもらいたい。
あと、有料のメールマガジンなんかもそうだ。
たとえば、東浩紀氏の波状言論なんかは、今でも有料販売されているので、お金さえ払えば読むことができるが、その優良販売が終わってしまったら、その後は読むことができなくなってしまう。
後世に残していくために国会図書館アーカイブできるようにして欲しい。


Web上のリソースを後世に伝えていくための仕組み作りは緊急の課題だと思う。