民法と著作権
この本を読んだ。
- 作者: 金井高志
- 出版社/メーカー: 日本評論社
- 発売日: 2008/04/24
- メディア: 単行本
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なので、著作権法についても素人に毛が生えた程度で、それ以外の法律については全くの素人にすぎません。
著作権法は民法の特別法であるとこは知識としては知っていたけど、民法については全く知らなかったので、とても勉強になった。
一読しただけなので、ちゃんと理解できているとは思わないけど、それでも著作権法は著作権法単独で存在している訳ではなくて、民法というバックグランドの上にあることは垣間見えたように思う。
本書では知的財産法の中では特許法に一番の重点を置いているので、著作権についての解説もあるけど、特許法に関する記述の方が多い。著作権法には関心があるけど、特許法にはそれほど関心の無い人にとっては、ちょっと物足りない感を受けるかもしれない。*2しかし、特許法と著作権法を比較することで著作権法についての理解が深まることもあるので、その点も含めて本書を読んでいただきたい。
なお、本書についての誤植修正や表現の修正についてのブログが設けられているので、本書を読む上でこちらも参照していただきたい。
『民法でみる知的財産法』の解説:So-net blog
http://kanai-shoseki.blog.so-net.ne.jp/
追記(2008/06/14)
『民法でみる知的財産法』の解説のBLOGでここで書いたコメントが紹介されています。
読者コメント:『民法でみる知的財産法』の解説:So-net blog
http://kanai-shoseki.blog.so-net.ne.jp/2008-06-14
できれば、出典を明記した上で取り上げていただきたかったです。
なので、トラックバックを送信しておきます。