近代デジタルライブラリーに大正期の図書

国立国会図書館近代デジタルライブラリーで、7月3日から大正期の図書約15,700冊分のデータが公開されます。

ニュース | 国立国会図書館-National Diet Library
大正時代の図書をインターネットで提供開始
http://www.ndl.go.jp/jp/information/news.html#070627_01

図書館に関する調査・研究のページ “Current Awareness Portal” - E667 (No.109) - 近代デジタルライブラリー,大正時代の図書を提供開始 - 2007年発行(E588〜 ) - カレントアウェアネス -E (月2回刊)
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/cae/item.php?itemid=684

Japan.internet.com Webビジネス - 国会図書館、大正時代の図書を Web で公開、画像はグレースケール化
http://japan.internet.com/busnews/20070627/5.html

国会図書館の発表によると、

今回提供する資料は、大正時代に刊行された図書のうち、著作権保護期間の満了が確認された資料など約7,200タイトル(約15,700冊)です。これは、国立国会図書館が所蔵する、大正時代に刊行された図書(約9万冊)の約17%にあたります。

とのことです。この17%という数字をどう見るかは立場によって違うかと思います。
ちょうど今読んでる、文化審議会著作権分科会過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会の議事録でも近代デジタルライブラリーのことが出てきます。
それらも含めて考えると、私は、現状の制度の中で国会図書館は非常に健闘していると思います。