やはり著作権等管理事業法は利用者にメリットのない法律だ

asahi.com:音楽著作権「巨象」に挑む 「新参」イーライセンス - 音楽 - 文化芸能
http://www.asahi.com/culture/music/TKY200610250252.html

これまでも何度か書いているが、(id:copyright:20040925:p2、id:copyright:20050915:p1)この記事を読んで、やはり「著作権等管理事業法」は利用者にとっては何のメリットもない、むしろデメリットの大きい法律だと再確認できた。
この記事から、イーライセンスとJASRACは権利者に対するサービス競争を行っているが、利用者に対しては負担を大きくしている様子が伝わってくる。

JASRACによる「独占」状態こそ利用者には楽だった

というのは、その通りだろう。
記事の最後に

著作物の利用がガラス張りで管理できる時代が近づく。より活発な利用が進み、表現や文化が豊かになるのか。逆に利用の自由度が奪われ、萎縮(いしゅく)してしまうのだろうか。

とあるが、私は後者の方に進のではないかと思う。
再度言うが、管理団体が複数あっても利用者には何のメリットもない。むしろデメリットばかりだろう。