明治・大正・昭和前期 雑誌記事索引データベース

Current Awareness Portalで紹介されていました。

図書館に関する調査・研究のページ “Current Awareness Portal” - カレントアウェアネス-R : 明治・大正・昭和前期 雑誌記事索引データベース by chojo
http://www.dap.ndl.go.jp/ca/modules/car/index.php?p=2336

明治から昭和前期の雑誌記事が検索できるデータベースがテスト公開されている。
今なら、誰でも利用できる。
すばらしい。
早速アクセスしてみた。

明治・大正・昭和前期 雑誌記事索引データベース - 皓星社
http://www.annex-net.jp/ks1/

すばらしい。

上記URLに記載されているが、

明治・大正・昭和前期に刊行された雑誌にて掲載された記事が検索できます。
現在376243件の記事が登録されています。

とのこと。
国立国会図書館NDL-OPACで利用できる雑誌記事索引では検索されない記事が出てくる。
本当にすばらしい。

雑誌記事というのは、結構重要な情報源だけど、調べるのが大変。
前述の雑誌記事索引NDL-OPACで調べられるので、ずいぶん便利になったけど、学術情報中心で収録範囲が限られている。「あの記事は何に載っていたんだっけ?」と思っても、調べられないことが多い。

最近のものでもそうなのだから、明治〜昭和前期の文献を調べようと思ったら、相当大変だと思う。
でも、このデータベースが出てきたことで、だいぶ便利になるはずだ。
試しに「著作権」で調べてみたら52件の文献が出てきた。
これはすごいと思う。

このデータベースを作っている皓星社は、「ハンセン病文学全集」を出版しているところで、2年ほど前に少々批判的に取り上げたことがあるが、俄然応援したくなった。

しつこいかもしれないが、再度言う。

明治・大正・昭和前期雑誌記事索引データベースは本当にすごい!

なお、Current Awareness Portalで紹介されていた日経新聞の記事の画像が皓星社のサイトに掲載されている。

藤巻修一. 次世代へ残す雑誌索引検索 明治から戦前昭和、データベース化しネットで公開
日本経済新聞. 2006年10月11日(水)44面(文化)
http://www.libro-koseisha.co.jp/sinbun/061011nikkei.gif

こちらも、是非読んでいただきたい。