著作権と文化

今朝の読売新聞文化面に「著作権と文化」と題した連載記事が掲載された。
今日が第1回目。

DVD化で揺れる人気映画の2次利用 : 連載 著作権と文化 : 企画・連載 : ネット&デジタル : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/net/feature/20060802nt06.htm

著作権保護期間の延長の主張をまとめたもの。
一部反対意見も紹介されているが、延長の主張の側に立った記事。
相変わらず、保護期間50年は「恥ずかしい」などという三田誠広氏の「恥ずかしい」意見を紹介したり、延長問題とは直接関係の無い廉価版DVD批判の意見を紹介したりしている。
そして、この記事の最後は

それでも年を追うごとに名作の著作権は執行していく。議論を待つ猶予はない。

と一刻も早く延長すべきであるという主張でまとめている。
読売新聞は先日も次の記事を一面トップに掲載するなど、著作権延長の動きを後押ししているようだ。

著作権、映画以外も50年→70年に…関係団体が一致 : 文化 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20060723i101.htm

こういった動きに対して、明確な反対の声を上げていきたいと思う。
1年前に朝日新聞に次の記事が掲載されているが、この記事を改めて紹介しておこう。

asahi.com朝日新聞 be-business
保護期間延長で、埋もれる作品激増? 著作権は何を守るのか
http://www.be.asahi.com/20050716/W13/0040.html

著作権保護期間の70年延長に反対