購入予算ゼロの図書館

福島・矢祭町:新設図書館の本、寄贈呼び掛け−今日の話題:MSN毎日インタラクティブ
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060718k0000m040128000c.html

矢祭町図書館:準備委が発足 42人が寄贈本整理 /福島:MSN毎日インタラクティブ
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukushima/news/20060719ddlk07010155000c.html

この2つの記事を読んだだけだが、驚くと同時に、ちゃんとした図書館になるのか心配だ。
1件目の記事によると

町によると、本の種類は問わず、

とあるが、それでちゃんとした蔵書が構築できるのだろうか?
図書館というのはただ本があれば良いというわけではない。
図書館には、その図書館がどのような資料を利用者に提供するのか、どのような蔵書を揃えるのかという、蔵書構築方針がある。
だから、新たに本を購入するときも、廃棄するときもそれぞれ蔵書構築方針に基づいて行われることになっている。
寄贈だけで蔵書をそろえる場合、その方針に基づいた蔵書を構築することができるのだろうか?
非常に疑問だ。